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夏のいわき・郡山 子連れ3泊4日 — ハワイアンズの身長制限と、郡山の科学館めぐり

作者:HareTabi編集部

夏のいわき・郡山 子連れ3泊4日 — ハワイアンズの身長制限と、郡山の科学館めぐり

 7月の海開き直後、いわきと郡山を子連れで3泊4日。前半はいわきで海と水族館、後半は郡山に連泊して屋内施設という構成にしました。

 結論から書くと、一番楽しかったのは郡山の後半でした。ハワイアンズを目当てに組んだ旅程だったのに、です。理由は後述します。

 実際の旅程は HareTabiの公開プラン にあります。

1日目 — 上野10時発、昼にはもうハワイアンズ

 上野駅を10時00分に出て、湯本駅着が12時01分。特急ひたちで2時間ちょうどです。指定席を取り、子どもの分も1席確保しました。車内ではお絵描きをしたりiPadを見たりで、2時間は問題なく持ちました。

 「午前中に出れば昼から遊べる」という距離感が、いわきを選んだ一番の理由です。

スパリゾートハワイアンズ — 曇りの日の屋外ゾーンが正解だった

 この日は雲が出ていて日差しがありませんでした。それが結果的に良かった。屋外ゾーンが気持ちよく、日焼けを気にせず過ごせます。夏のハワイアンズというと屋内プールのイメージですが、天気が曇りなら迷わず外をお勧めします。

 施設そのものは、正直に言うと少し古いです。とはいえ手入れはされていて、不快ということはありません。

 滞在は4時間弱。もっと長くいる前提で来る人が多いと思いますが、我が家が早めに切り上げたのには理由があります。

身長120cm未満だと、面白いスライダーにほぼ乗れない

 これが今回一番の誤算でした。

 うちの子は120cm未満です。ハワイアンズの目玉であるウォータースライダー類は、多くが身長制限にかかります。つまり、子どもが楽しみにしていたものにほとんど乗れませんでした

 親が下調べで見落としがちなポイントだと思います。ハワイアンズを子連れで検討している方は、まずお子さんの身長を測ってから、公式サイトで各スライダーの制限を確認することを強くお勧めします。120cmは一つの分かれ目です。

 これを知っていれば、旅程の組み方自体を変えたかもしれません。

フラガールショーは途中から入っても見られた

 ショーは途中から入りました。当然いい席は埋まっていましたが、後ろの席から問題なく見られました。開演に合わせて早めに並ぶ、という気合いは必ずしも要りません。プールで遊んでいて「そろそろショーだ」と思ったタイミングで向かう、で間に合います。

 なお、チケットは福利厚生サービス(ベネフィット・ワン)の優待で購入しました。おとなの入場券が3,570円のところ2,677円。1人あたり約900円、25%引きです。決済後すぐに受け取れるデジタルチケットで、当日そのまま使えました。

 会社の福利厚生サービスに加入している方は、正規料金で買う前に一度確認する価値があります。家族3人なら差額は2,700円近くになります。

送迎バスの乗り継ぎが噛み合わず、タクシーになった

 この日の宿は小名浜オーシャンホテル&ゴルフクラブ。ここへの移動が、この旅で唯一の失敗です。

 ハワイアンズのシャトルバスで湯本駅まで出ました。ところが湯本駅に着いた時点で、ホテルの送迎バスがちょうど出発したところ。乗り継ぎが噛み合いませんでした。

 結局タクシーで向かい、約3,000円・15分。金額としては致命的ではありませんが、事前に両方のバスの時刻を突き合わせておけば防げた出費です。ハワイアンズから小名浜方面の宿へ移動する方は、ここを確認してください。

小名浜オーシャンホテル — 2食バイキングが想像以上だった

 この宿は当たりでした。

 両食バイキングがとても良い。地元の料理も出て、種類が豊富です。子ども向けメニューもありました。ゴルフ場併設ということもあり、宿泊客はゴルフ目的の方が多く年齢層は高め。子連れが浮くかと少し心配しましたが、特に問題はありませんでした。

 無料のアメニティが充実していたのも、荷物を減らせて助かりました。

 料金は平日利用で3人・2食付きで33,000円。この内容でこの値段は安いと思います。平日に動けるなら、ここは狙い目です。

2日目 — 海開き初日の四倉と、アクアマリンふくしま

四倉海水浴場 — 海開き初日は空いている

 7月18日が海開きで、その初日に行きました。

 天気はもやもやとして、波は大きめ。コンディションとしては最高とは言えません。それでも良かったのは、海開き初日は人が少ないからです。夏休みに入る前のこのタイミングは、混雑を避けたい子連れには狙い目でした。

 海開き初日の砂浜の様子が、上の写真そのままです。広い浜にほとんど人がいません。

 そして、隣の道の駅のご飯が美味しかった。海水浴場に行くと食事の選択肢に困ることが多いのですが、ここはその心配がありません。

アクアマリンふくしま — 水族館だけじゃないので飽きない

アクアマリンふくしまの三角形のトンネル。頭上まで水槽に囲まれ、イワシの群れが泳いでいる

 アクアマリンふくしまは、水族館以外の要素が多いのが良いところでした。屋外の庭園があり、植物の鑑賞もできます。館内の展示だけで完結しないので、子どもが飽きません。

 売店のグッズも良く、ここでの買い物自体が楽しめました。

 入館料は大人1,850円・小〜高校生900円・未就学児無料(2026年7月時点)。開館は9時00分〜17時30分で、入館締切は16時30分です。年中無休なので、旅程に組み込みやすい施設でした。

 午後にいわき駅へ戻り、郡山へ移動します。

3日目・4日目 — 郡山に連泊、屋内施設をはしご

 郡山に入ると気温が一気に上がりました。海沿いのいわきとは体感がまるで違います。後半を屋内施設中心で組んでいたのが、結果的に正解でした。

ダイワロイネットホテル郡山駅前 — ビジネスホテルに子連れで泊まる

 宿はダイワロイネットホテル郡山駅前に2連泊。食事なしのプランで取りました。

 朝食は結局ホテル内で取りました。大人1人1,700円です。駅前なので外に出る選択肢もありましたが、朝から子連れで店を探すより中で済ませるほうが楽でした。

 エキストラベッドは1台3,000円。ここで一つ注意点があります。早めに連絡しないと手配してもらえません。台数に限りがあるためで、予約時か、遅くとも数日前には伝えておく必要があります。子連れでビジネスホテルに泊まるなら、これは押さえておきたいところです。

 部屋は正直、狭かったです。ただしビジネスホテルなので、これは仕方ありません。前半の小名浜オーシャンホテルのようなリゾート型の宿とは役割が違います。ここは「郡山の施設を回るための拠点」と割り切って選びました。連泊で荷物を広げっぱなしにできるぶん、狭さは気になりにくかったです。

AGCエレクトロニクス郡山カルチャーパーク — 丸一日いられる

 ここは一日中遊びました

 午前中はプール。屋内に昼食休憩スペースがあるのがありがたく、暑さから逃げられます。ただし人は多かったです。

 午後は遊園地エリアへ。そして、ジェットコースターが最高でした

 特筆すべきは、小学1年生から身長制限なしで乗れること。ハワイアンズで身長制限に阻まれた後だっただけに、これは効きました。うちの子は小1で、実際かなりビビっていましたが、乗ること自体はできます。付き添った親のほうが本気で楽しんでしまいました。

 「身長が足りなくて乗れない」を経験したばかりのご家庭には、ここは救いになると思います。公式サイトにも「小学校1年生からご利用できます。※身長制限はありません」と明記されています。

フリーパスは買わなくていい

 料金について、ひとつお伝えしたいことがあります。

 ドリームランド(遊園地エリア)には1日フリーパス券がありますが、うちは買いませんでした。そしてそれで正解でした

 理由は、アトラクション1つあたりの単価が安すぎるからです。

アトラクション 大人 子ども(小学生以上)
ジェットコースター、ゴーカート 300円 200円
グレートポセイドンなど 200円 100円
観覧車、メリーゴーランド、チェーンタワー、ミラーハウス 100円 100円

 100円や200円で乗れるものが並んでいるので、フリーパスの元を取るには相当な数を乗り倒す必要があります。午前中はプールで過ごすような使い方なら、まず届きません。

 都心の遊園地の感覚で「とりあえずフリーパス」と考えていると損をします。都度払いをお勧めします。

高柳電設工業スペースパーク(郡山市ふれあい科学館)

 コンパクトで回りやすい施設です。規模が大きすぎないので、子どもの集中力が切れる前に一周できます。

 夏休み期間中は各種イベントが開催されていて、我が家は駒作りイベントに参加しました。子どもは大興奮です。月面の重力を体験できる**「ムーンジャンプ」**もやりました。

 こうした体験系のイベントは時期によって内容が変わるので、行く前に公式サイトで開催予定を確認しておくと、旅程に組み込みやすくなります。

 料金は用途で分かれていて、ここが少しややこしいところです(2026年7月時点)。

一般 小・中学生 幼児
展示ゾーン 400円 200円 無料
宇宙劇場(プラネタリウム) 400円 200円 100円
展望ロビー 無料 無料 無料

 地上96mの展望ロビーが無料というのは、もっと知られていい情報だと思います。郡山市内を一望できて、日本最大級のNゲージ鉄道ジオラマまで置いてあります。展望ロビーだけなら20時まで開いているので、夕食前の時間つぶしにも使えます。

 展示ゾーンは幼児無料。未就学のお子さん連れなら、大人の400円だけで遊べる計算になります。

ムシテックワールド — 今回のベスト

 ここが一番良かったです。

 郡山から車で30分ほど(須賀川市にあります)。公共交通機関で行くのは大変なので、レンタカーがあると安心です。

 子どもはスタンプラリーに取り組んでいました。こういう「自分で進めるアクティビティ」があると、子どもは勝手に楽しんでくれます。親が引っ張らなくていいのが助かりました。

 入館料は大人600円・高校大学生400円・小中学生200円・未就学児無料(2026年7月時点)。開館は9時00分〜16時30分、最終入館は16時00分です。

 注意点が2つあります。支払いは現金のみなので、キャッシュレス前提で財布に現金を入れていないと詰みます。そして月曜休館(祝日の場合は開館)に加えて、祝日の翌日も休館という変則的な設定です。連休の絡む日程を組むときは要確認です。

 最終日はいわき駅から帰路につきました。

この旅程を組んでみて

 3泊4日は、ちょうどよかったというのが結論です。福島のいわきエリアと郡山エリアを、だいたい回りきれました。

 この2エリアを1回の旅でつなぐ構成は、我ながらうまくいったと思います。前半のいわきで海と水族館、後半の郡山で屋内施設。郡山に入った途端に気温が上がったので、後半を屋内中心にしていたのが結果的に効きました。海沿いと内陸で体感がここまで違うとは思っていませんでした。

 一方で、事前に知っていれば違う組み方をしたかもしれない点が3つあります。同じルートを検討している方は、ここだけ確認してから予約してください。

  1. お子さんの身長を測ってから、ハワイアンズのスライダーの制限を確認する。120cm未満だと、目玉のスライダーにほとんど乗れません
  2. ハワイアンズのシャトルバスと、宿の送迎バスの時刻を突き合わせておく。湯本駅での乗り継ぎは自動的には噛み合いません
  3. カルチャーパークのフリーパスは、たぶん要りません。1回100〜300円の乗り物が並んでいるので、都度払いのほうが安く済みます

 そして、行く前には期待していなかったのに一番良かったのがムシテックワールドでした。郡山から車で30分と少し離れていますが、ここは外さないことをお勧めします。

 いわきと郡山、どちらか一方だけを目的地にすると物足りないかもしれません。2エリアをつないで3泊4日。この組み方が、我が家にはちょうどいい分量でした。